2つの危機(1) 揺らぐエネ供給・温暖化対策 1.5度目標、3年後が分水嶺 - 日本経済新聞

地球温暖化を抑える脱炭素が試練の時を迎えている。ロシアのウクライナ侵攻によりエネルギーの安定供給が揺らぐ危機が起きた。化石燃料を使う発電所の稼働が増えるなかで、気温上昇を産業革命前から「1.5度以内」に抑える「パリ協定(総合2面きょうのことば)」の目標を実現できるかの分水嶺も3年後に迫る。2つの危機を乗…